2011/11/04

ソーシャルメディアの利用動向調査:利用者3200万人

野村総合研究所がフェイスブック、ミクシィ、ツイッターといったソーシャルメディアの利用動向調査をまとめた。
この3つのサイトによってもたらされる現状の消費規模は1兆5200億円にものぼる。今後利用者が広がることで最大1兆6700億円の消費が上乗せされ、3兆1900億円規模まで拡大すると予測されている。
重複も含めフェイスブック、ミクシィ、ツイッターの利用者は3200万人いるとしている。これは15歳以上のパソコン利用者全体の44%に相当する。
これまで利用したことはないが興味を持っている人を含めた潜在的な利用者は6000万人にのぼると試算される。
すべてのソーシャルメディア利用者のうち、主要3サービスをすべて利用している人は422万人。企業にとってはこの層にアプローチすることがソーシャルメディア内で情報を浸透させる近道としている。
野村総研では、ソーシャルメディアによって4つの消費が生み出されているという。
1つはコミュニケーションのための面白いもの、こだわりのあるものを消費する「ネタ消費」。アパレルやレジャー、外食などで顕著とし、現在の消費規模は3400億円。今後最大7100億円に拡大する可能性があるという。
2つめは友人、知人の興味が何か知ったことや薦められたことによって動く「玉突き消費」。潜在的には1兆1000億円と現在の2倍に広がる可能性があるとされる。
このほか、サイト上の交流を通じて友人や知人らの好みを知ることでプレゼントを贈る機会が増える「プレゼント消費」。
外食やレジャーなどでみられる目的や相手を定めず軽い気持ちで誘う「ゆる誘い消費」があるとしている。

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